福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:相談援助の理論と方法」
問題102 事例を読んで、乳児院のG家庭支援専門相談員(社会福祉士)が活用するアセスメントツールに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
一人暮らしのHさんは、慢性疾患による入退院を繰り返しながら出産したが、直後に長期の入院治療が必要となり、息子は乳児院に入所となった。Hさんは2か月前に退院し、職場にも復帰したので、息子と一緒に暮らしたいとGに相談した。ただ、「職場の同僚ともうまくいかず、助けてくれる人もいないので、一人で不安だ」とも話した。そこでGは、引き取りに向けて支援するため、アセスメントツールを活用することにした。
1 同僚との関係を整理するために、ジェノグラムを作成する。
2 息子の発育状況を整理するために、エコマップを作成する。
3 周囲からのサポートを整理するために、エコマップを作成する。
4 自宅周辺の生活環境を整理するために、ソシオグラムを作成する。
5 Hさんの病状を整理するために、ソシオグラムを作成する。
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「正解:3」
事例文を読んで、乳児院のG家庭支援専門相談員(社会福祉士)が活用するアセスメントツール応を選択する問題です。この問題については、「アセスメントツール」の内容を知らなくても、どの状況を整理するかという点だけ理解できていれば、解くことができますね♪
以上です。次回に続く。。。
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