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福祉試験対策工房

第36回(令和5年度)社会福祉士国家試験の試験問題一問一答解説 問題102

福祉試験対策工房より

次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。


「科目:相談援助の理論と方法」

問題102  事例を読んで、乳児院のG家庭支援専門相談員(社会福祉士)が活用するアセスメントツールに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事  例〕

一人暮らしのHさんは、慢性疾患による入退院を繰り返しながら出産したが、直後に長期の入院治療が必要となり、息子は乳児院に入所となった。Hさんは2か月前に退院し、職場にも復帰したので、息子と一緒に暮らしたいとGに相談した。ただ、「職場の同僚ともうまくいかず、助けてくれる人もいないので、一人で不安だ」とも話した。そこでGは、引き取りに向けて支援するため、アセスメントツールを活用することにした。

1  同僚との関係を整理するために、ジェノグラムを作成する。

2  息子の発育状況を整理するために、エコマップを作成する。

3  周囲からのサポートを整理するために、エコマップを作成する。

4  自宅周辺の生活環境を整理するために、ソシオグラムを作成する。

5  Hさんの病状を整理するために、ソシオグラムを作成する。

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正解:3

事例文を読んで、乳児院のG家庭支援専門相談員(社会福祉士)が活用するアセスメントツール応を選択する問題です。この問題については、「アセスメントツール」の内容を知らなくても、どの状況を整理するかという点だけ理解できていれば、解くことができますね♪



以上です。次回に続く。。。


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