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福祉試験対策工房

第36回(令和5年度)社会福祉士国家試験の試験問題一問一答解説 問題116

福祉試験対策工房より

次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。


「科目:相談援助の理論と方法」

問題116  事例を読んで、Y地域包括支援センターのC社会福祉士が参加している認知症初期集中支援チームの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事  例〕

Y地域包括支援センターに「夫の物忘れがひどく、指摘するとすぐに怒りだすことと、時折暴力を振るうことで困っている」とDさん(72歳)から電話相談があった。その後、Dさんが来所して夫の日常の様子を詳しく話した。夫に病院で受診をしてもらおうとしたが、「俺はどこも悪くないから病院には行かない」と拒否され、困っているという。そこでCは、認知症初期集中支援チームにおける対応が必要と考え、ケース会議の開催を要請した。

1  夫を刺激しないように、認知症サポーターとCが自宅を訪問する。

2  Dさんが一人の時間を持てるように自宅を訪問し、夫の利用可能な認知症カフェの案内を手渡す。

3  夫の状態について、認知症サポート医から専門的知見による助言を求める。

4  夫の生活の様子を聞くために、介護福祉士とCが自宅を訪問する。

5  Dさんへの暴力回避のために、保健所の職員とCが自宅を訪問する。

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正解:3

「認知症初期集中支援チーム」の対応についての事例問題です。「認知症初期集中支援チーム」の「初期」に注目して「初期対応として適切なものはどれか」を考えれば良いでしょう。


以上です。次回に続く。。。






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