福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:福祉サービスの組織と経営」
問題120 経営の基礎理論に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 バーナード(Barnard, C.)によれば、非公式組織とは、意識的で、計画的で、目的をもつような人々相互間の協働である。
2 テイラー(Taylor, F.)は科学的管理法を提唱し、作業現場の管理について、合理的な規則と手続きによる管理の重要性を強調した。
3 ハインリッヒ(Heinrich, H.)は、軽微な事故への対策を実施しても、重大な事故を未然に防ぐことはできないことを明らかにした。
4 アッシュ(Asch, S.)は、個人として正しい判断ができていれば、多数派の力には負けることはないという現象を明らかにした。
5 メイヨー(Mayo, G.)とレスリスバーガー(Roethlisberger, F.)は、組織における経済的合理性を追求する、経済人モデルを提唱した。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
「正解:2」
経営の基礎理論についての問題です。旧カリキュラムでは、毎年のように出題されていましたが、新カリキュラムでは、出題頻度が落ちるものと考えています。ここでの内容は、好きな人にははまる感じですね。。。「名前と提唱したもの」をセットで覚えておく必要があります。
以上です。次回に続く。。。
Comments