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第36回(令和5年度)社会福祉士国家試験の試験問題一問一答解説 問題96

福祉試験対策工房より

次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。


「科目:相談援助の基盤と専門職」

問題96  事例を読んで、X小学校に配置されているAスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)が、Bさんの意思を尊重することに対する倫理的ジレンマとして、適切なものを2つ選びなさい。

〔事  例〕

Aは、2学期に入ったある日、暗い顔をしているBさん(小学5年生)に声をかけた。Bさんは、初めは何も語らなかったが、一部の同級生からいじめを受けていることを少しずつ話し出した。そして、「今話していることが知られたら、ますますいじめられるようになり、学校にいづらくなる。いじめられていることは、自分が我慢すればよいので、他の人には言わないで欲しい」と思いつめたような表情で話した。

1  クライエントの保護に関する責任

2  別の小学校に配置されているスクールソーシャルワーカーに報告する責任

3  学校に報告する責任

4  保護者会に報告する責任

5  いじめている子の保護者に対する責任

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正解:1,3

倫理的ジレンマについての事例問題です。この内容は、実際の場面でも遭遇するような事例ですので、しっかりと向き合いましょう。



以上です。次回に続く。。。



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